「WEBページを作成するために、SEOインデックスを意識したいけど、いまいち理解していない」という方も多いでしょう。
インデックスはSEO対策の基本とされており、インデックスしないといくらSEO対策をしても意味がありません。
そのため、WEBページを作成したらインデックスするのは必須となります。
今回はSEOにおけるインデックスの意味からインデックスされなかったときの対策まで解説します。
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目次
SEO対策におけるインデックスとは
インデックスという言葉は聞いたことがあるけど、実際にどんなことをしているか理解している方は少ないかもしれません。
インデックスとは、検索エンジンのデータベースにWEBページが登録されることです。
SEOにおけるインデックスとは、収集したデータを検索エンジンデータベースに整理された状態で保存することを意味しています。
SEOとインデックスの関係性と効果
Googleで検索する際に検索結果が表示されますが、インデックスされていないと検索結果に表示されません。
そのため、いくらクオリティの高いWEBページを作成してもインデックスしないと、検索されても見られないのです。
わざわざ時間をかけてWEBページを作成しても、誰にも見られないと悲しくなりませんか？
インデックスに登録されれば検索結果に表示されるため、見られる可能性が高まり、アクセス数の増加にもつながります。
アクセス数が増加すれば、多くのユーザーに見てもらえる可能性があるため認知拡大や集客にもなります。
SEO対策におけるインデックスの仕組み4ステップ
実はインデックスしたからといって、すぐに登録されるわけではありません。
インデックスされる仕組みを理解していないと、対策を立てるときに何を立てれば良いか分からなくなります。
Googleでは以下の順番でインデックス登録されます。
SETP1.クロールキュー
SETP2.クロール
SETP3.レンダリング
SETP4.インデックス
順番に解説します。
SETP①：クロールキュー
登録されたWEBページはURL単位で検出されます。
ページが検出された状態をクロールキューといいます。
クロールキューされるには、検出されやすいWEBページにする必要があるため、後述するインデックスされやすくする方法を参考にしてください。
早く検出される分だけ質の高いWEBページと判断され、検索結果に表示されやすくなります。
SETP②：クロール
検出したWEBページを解析し、記載されているテキストや画像、リンクなどの情報を収集するのがクロールです。
ここで収集した情報をもとにインデックスやランキングをつけて、検索結果へ反映させていきます。
SETP③：レンダリング
クロールで取得したデータを元にHTMLやCSS、JavaScriptなどのコードをWEBページとして表示できる内容に変換するのが次の段階であるレンダリングです。
この操作が正常に実施されないとインデックス登録されません。
SETP④：インデックス
上記の工程を得て、初めてインデックス登録されます。
そのため、各工程で不具合があり、インデックスする価値がないと判断されると、インデックスされないためご注意ください。
SEO対策におけるインデックス登録の確認方法
では、実際にインデックスされているか確認する方法をご紹介します。
WEBページが検索結果に表示されていれば、インデックスされていると判断できます。
もし、表示されない場合は以下の方法で確認してください。
確認方法①：Google Search Consoleで確認する
Google Search ConsoleのURL検査から確認したいURLを選び、ページのインデックス登録からインデックスが成功しているか確認できます。
確認方法②：検索バーに「site:URL」を入力して確認する
Google検索の検索バーに「site:WEBページのURL」を入力すると、インデックスされている場合は検索結果に表示されます。
インデックスされていない場合は「該当URLに一致する情報は見つかりませんでした」と表示されます。
ただし、siteコマンドで表示されるページ数は正確なページ数ではないため、参考程度に考えてください。
SEO対策としてインデックスされやすくする方法5選
何も考えずWEBページを作成しても、インデックスされません。
そのため、インデックスされやすいポイントを意識して作成する必要があります。
今回はインデックスされやすいポイントを5つ紹介します。
①XMLサイトマップを作成
②内部リンクを入れる
③タイトルを分かりやすくする
④画像や動画には代替テキストなどを適宜使用する
⑤モバイル対応にする
順番に解説します。
方法①：XMLサイトマップを作成
インデックスの仕組みで記述したように、インデックス登録する際はクローラーで情報収集されます。
そのため、クロールしやすいサイト内構造にしてください。
そこで必要なのが「サイトマップ」です。
サイトマップにはユーザー向けのHTMLサイトマップとクローラーにサイトの情報を伝えるXMLサイトマップがあります。
このXMLサイトマップは、サイトの更新頻度や更新日を記載するなどして、サイトの情報をクローラーに伝え、インデックス登録されやすくします。
方法②：内部リンクを入れる
クロールの重要なポイントの1つに「内部リンクの設計」があります。
WEBページへの内部リンクが1つもないと、検索エンジンはページを検出しにくくなり、ページの重要性も理解できません。
そのため、パンくずリストやカテゴリーページを上手く活用して、内部リンクが行き届くように意識してください。
方法③：タイトルを分かりやすくする
ページタイトルを簡潔で分かりやすくするのも効果的です。
短い文言でコンテンツの内容を伝わりやすいように表示することで、クローラーも認識しやすくなります。
ユーザーもクローラーもシンプルで分かりやすいタイトルを好む点は似ているかもしれません。
より詳しいタイトルの付け方については、【SEO対策必見】タイトルの付け方と抑えるべきポイント6選【具体例も紹介】の記事をご覧ください。
方法④：画像や動画には代替テキストなどを適宜使用する
クローラーが認識できるのはテキスト情報です。
そのため、WEBページに画像や動画を使用する場合、代替テキストを入れないとクローラーが認識できずに、インデックスされない可能性があります。
テキストとの整合性を意識して、画像や動画ごとに代替テキストを入れてください。
方法⑤：モバイル対応にする
今では、ほとんどの人がパソコンよりも携帯で検索する時代です。
そのため、Googleもインデックスにおいてモバイルファーストを重要視しています。
インデックス登録されやすくするためにも、モバイルに対応したWEBページを作成してください。
SEOとしてインデックスされない時の3つの対策
インデックス登録が問題無く成功している場合でも、検索結果やsiteコマンドで表示されないケースが発生します。
その際は以下の内容をご確認ください。
①コンテンツの質が悪い
②競合のページと重複している
③WEBサイト自体の立ち上げたばかり
順番に解説します。
対策①：コンテンツの質が悪い
近年、コンテンツの品質基準は厳しくなっていると考えられています。
そのため、作成したコンテンツの質が悪いとインデックスの対象とされない場合もあります。
表示されない場合はコンテンツの内容やタイトル、内部リンクを見直してください。
コンテンツの質が向上すれば、いずれインデックスされます。
質の高いコンテンツの書き方については、【簡単9STEP】SEO記事の書き方を解説【初心者がやりがちなNGポイント3選も紹介】の記事にて詳しく解説していますよ。
対策②：競合のページと重複している
Googleでは似ている情報があった場合、その中の1つを正規の情報としてインデックスします。
そのため、正規と認識されなかったWEBページはインデックスされないため、コンテンツの内容を変更する必要があります。
対策③：WEBサイト自体の立ち上げたばかり
WEBページを作成したばかりだとインデックスされない可能性があります。
内部リンクやコンテンツ内容に問題無ければ、しばらく時間をおいて再度確認してください。
また、WEBページを作成する大前提ですが、Googleのガイドラインにそった内容であることが大切です。
もし違反していた場合、最悪WEBページを削除されますのでご注意ください。
インデックスされる質の高いWEBページを作成しよう
WEBページを作成してもインデックスされないと意味がありません。
認知拡大や集客をするためにも、インデックス登録し検索で表示させることは必須になります。
もし検索結果に表示されない場合は、ご紹介した内容を参考にしてください。
SEOにおけるインデックスを理解し、1人でも多くの人に見て貰えるWEBページを作成してください。
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