「SEOでキーワードはどうやって決めたらいいの?」
「おすすめのツールはある?」
「失敗しない選び方のポイントも教えてほしい!」
SEOでキーワードの選び方で悩む方は多く見受けられます。
そこで今回はSEOキーワードの選び方と活用したい選定ツールについて解説します。
筆者は以下の実績を持っており、SEOにおける悩みやお困りごとを解決できます。
SEO会社の代表
・WEBサイト制作実績100件以上
・SEO対策後、半年でECサイトの売上190万円→580万円と3倍以上にした経験あり
・WEBサイト制作も行っているため、サイトの内部からSEOの評価をアップ
ぜひ本記事を参考にし、適切なキーワードを選んでいきましょう!
目次
SEOキーワード3つの種類
まずはSEOキーワードの種類について解説します。
具体的には以下3つの種類です。
・ビッグキーワード
・ミドルキーワード
・ロングテールキーワード
次から順番に見ていきましょう!
SEOキーワードの種類①:ビッグキーワード
まず最初に紹介するのがビッグキーワードです。
ビッグキーワードとは検索ボリュームが大きいキーワードを指します。
例えば「SEO」「ホームページ」など、1語のキーワード。当然ながら誰もが検索するであろうキーワードのため、月間アクセス数も多くなります。
具体的には月間1万~数万アクセス。検索上位へ躍り出るだけで、初心者~中級者が運営するWeb1ページ分のアクセスが稼げます。
その反面、競合がひしめきあっているため、工夫が必要です。
SEOキーワードの種類②:ミドルキーワード
続いて紹介するのはミドルキーワードです。
ミドルキーワードは検索ボリュームが中間に位置するキーワード。ビッグキーワードと、この後解説するロングテールキーワードの間です。
例えば「SEO コンサル」「検索 順位」など、一般的には2語を組み合わせたキーワードを指します。ビッグキーワードほどのアクセス数は見込めないものの、上位表示されれば売上につながる可能性は高いです。
具体的には1000~1万アクセス。仮にミドルキーワードで狙った記事が10本上位表示されれば、少なくともそのWebページは1万PVになります。
そう考えると、ビックキーワードで上位を狙うより賢明です。
SEOキーワードの種類③:ロングテールキーワード
最後に解説するのはロングテールキーワードです。
ロングテールキーワードとは「SEO 成果 報酬」「SEO 対策 キーワード」など、一般的に3語を組み合わせたキーワード。ビッグ・ミドルキーワードよりも検索数は見込めません。
具体的には100~1000。ビッグキーワードと比較すれば約1/100であり、ほとんどの人は目をつけないキーワードです。
しかし、ロングテールキーワードこそSEOで成功するためのカギを握っています。
競合が少なく、初心者でもポイントを押さえれば上位表示可能。検索上位記事が積み重なると、数万アクセスを超えるのも夢ではありません。
SEOキーワードの選び方5STEP
続いてはSEOキーワードの選び方を5STEPで解説します。
具体的な順序は以下のとおりです。
・狙うフィールドを考える
・候補を洗い出す
・検索ボリュームを調べる
・検索意図を整理する
・優先順位をつける
次から順番に見ていきましょう!
選び方①:狙うフィールドを考える
まずは狙うフィールドを考えていきます。
言い換えれば、ビックキーワードを決めていく作業。
旅行のホームページであれば「海外旅行」「温泉旅行」など、まずは自分の書きたい内容をざっくりと決めていきます。
この段階では深く考えないで選択するのがポイント。
「こないだ海外行ったから書いてみよう」「温泉が好きだから記事にまとめてみよう」などの感覚で問題ありません。
選び方②:候補を洗い出す
狙うフィールドを考えたら、次は候補を洗い出します。
初心者がビッグキーワードではたたかえないため、まずは2~3語で組み合わせるのがポイント。
例えば「温泉旅行 おすすめ」「温泉 旅館 カップル」など、思い当たるキーワードを並べ上げていきます。
この段階ではとにかく案を出し切りましょう。
「ユーザーに検索されるのかな?」と考えず、無心で洗い出すのがポイントです。
選び方③:検索ボリュームを調べる
候補が洗い出せたら、検索ボリュームを調べていきます。
検索ボリュームはこの後解説するキーワード選定ツールを活用しましょう。
ここではロングテールキーワードをいかに選ぶかが重要。
「100~1000」のボリュームがあるキーワードを選びます。
もしくはツールで抽出された100~1000のボリュームから、キーワードを選定するのもアリです。
選び方④:検索意図を整理する
検索ボリュームを調べたら、いったん立ち止まって検索意図を整理するのがポイントです。
「ユーザーは何を知りたいのか?」を考える作業。
検索意図が整理できれば、キーワードの候補がさらに出てきます。
例えば前述した「海外旅行」の場合、「最近円安が進んでいて、以前よりも海外旅行を躊躇しているのでは?」と考えたとしましょう。
「円安 海外旅行 メリット」のキーワードで書けば悩みを解決できます。
このように検索意図を整理するだけでも、キーワードが思い浮かぶのです。
選び方⑤:優先順位をつける
最後は今まで解説した流れを総合的にとらえ、キーワードの優先順位をつけていきます。
理想は「100~1000のボリュームがあり、多くの悩みを解決できる」キーワードです。
この条件が揃えば執筆の際にアイディアも浮かびやすく、最終的に上位表示されやすいもの。
様々な視点から照らし合わせ、優先順位をつけていきましょう!
SEOキーワード選定でおすすめのツール3選
ここからはSEOキーワードの選定で活用したいツールについて解説します。
おすすめのツールは以下のとおりです。
・Googleキーワードプランナー
・ラッコキーワード
・Googleサーチコンソール
次から順番に見ていきましょう!
おすすめキーワード選定ツール①:Googleキーワードプランナー
最初に紹介するのはGoogleキーワードプランナーです。
Googleキーワードプランナーは月間検索ボリュームを調べられるツール。
本来はGoogle広告のために用意されたツールですが、SEO対策としても使えます。
無料かつ、検索ボリュームが「1万~1000」「100~1000」など、シンプルに表示されるのがポイント。
Googleアカウントを持っていれば誰でも利用できるため、初心者でも使いやすいです。
おすすめキーワード選定ツール②:ラッコキーワード
続いて紹介するのはラッコキーワードです。
ラッコキーワードは「同時に使われやすいキーワード(共起語)は何か?」「競合はどんな見出しなのか?」などを調べられます。
有料版で利用すればGoogleキーワードプランナー同様、月間検索ボリュームも調査可能。
ただ、無料でフル活用したい方も多いはず。
その場合はラッコキーワードでキーワードを洗い出し、Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べるのもおすすめです。
おすすめキーワード選定ツール③:Googleサーチコンソール
最後に紹介するのはGoogleサーチコンソールです。
Googleサーチコンソールは主にリライトの際に活用するツール。
「この記事がどんなキーワードから流入しているか?」を調べられるツールです。
予想していた以外のキーワードが見つかるため、リライトの際に見出しを追加しやすくなります。
新規記事を書き終えたら、次のステップアップとしてGoogleサーチコンソールを活用していきましょう!
SEOキーワードの選び方で外せないポイント3選
それでは最後にキーワードの選び方で外せないポイントを解説します。
具体的なポイントは以下のとおりです。
・日常生活でアンテナを張る
・検索結果やYahoo!知恵袋を参考にする
・内部リンクを活用する ミドル→ビッグ
次から順番に見ていきましょう!
SEOキーワード選定のコツ①:日常生活でアンテナを張る
SEO対策するなら、日常生活で常にアンテナを張るのがおすすめです。
日々意識しておけば「こんな悩みを抱えている人もいるんだな」と記事にする内容が思い付くもの。
結果的にキーワードが選びやすくなります。
キーワード選定ツールを活用するといっても、すべてを頼れるわけではありません。
であれば人と積極的に話したり、街中を見渡してみたりするのもポイントです。
SEOキーワード選定のコツ②:検索結果やYahoo!知恵袋を参考にする
実はGoogleの検索結果画面にもヒントは隠されています。
例えば「SEO」と検索窓に入力すると、検索結果画面下部に「関連性の高い検索」が表示されます。
「SEO対策 費用」「SEO 対策 自分で」などが候補としてあがってくるもの。
これらはユーザーが検索しやすいキーワードなのです。
また、Yahoo!知恵袋にはユーザーの悩みが書き込まれています。
例えばYahoo!知恵袋に「SEO」と入力するだけでも、2万件以上の悩みが公開されているのも事実。このような情報もぜひ参考にしていきましょう!
SEOキーワード選定のコツ③:内部リンクを活用する
SEO対策するなら、内部リンクも積極的に活用しましょう。
例えばロングテールキーワードの記事内に、ビッグキーワード記事へのリンクを張ります。
本来ビッグキーワードは競合が多く、なかなかアクセスも見込めません。
しかしロングテールキーワードから経由させれば、徐々にPV数は上がります。
結果的にビッグキーワードの検索順位がアップしやすいのです。
サイトの構造についてより深く知りたい方は【成功への近道】SEOに強いウェブサイト構造の設計手順3STEPとポイント5つを解説の記事をご参考ください。
SEO対策はキーワードの選び方で9割決まる
今回はSEOキーワードの選び方と活用したい選定ツールについて解説しました。
SEOはキーワードの選び方で9割決まると言っても過言ではありません。
それほど選び方は重要であり、正しい選定の流れを理解する必要があります。
積極的にツールを活用し、効率的に記事を書いていきましょう!
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