HP制作の見積もり時に確認すべき9つのこととは?【費用を抑える3つの方法も解説】

HP制作の見積もり時に確認すべき9つのこととは?【費用を抑える3つの方法も解説】

自社のホームページ制作を検討する際に、多少お金がかかっても制作会社に依頼するほうが綺麗なHPができます。

ただし、見積もりをとらずに依頼すると、想定以上の金額がかかり思わぬ出費になりかねません。

今回は、HP制作を適正価格で依頼するための見積もりのチェック項目や相場に関してお伝えします。

HP制作の費用をなるべく抑えたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。

筆者はSEOに関して以下の実績を持っており、SEOの悩みやお困りごとを解決できます。

REEING株式会社代表取締役 中務未来(なかつかさ みく)
中務 未来
SEO会社の代表

・WEBサイト制作実績100件以上
・SEO対策後、半年でECサイトの売上190万円→580万円と3倍以上にした経験あり
・WEBサイト制作も行っているため、サイトの内部からSEOの評価をアップ

また、毎月5社限定で無料であなたのサイトのSEO分析を行っています。気になる方は下記バナーをクリックしてください。

REEING株式会社の毎月5社限定SEO無料診断

HP制作における見積もりの9つのチェック項目

HP制作をする際に制作会社から見積もりを取得しても、確認する項目が不明確だとしっかりとした制作会社を選べません。

そのため、見積書の確認すべき項目は事前に把握してください。

今回は抑えてほしいポイントを9つ紹介します。

①ディレクション費
②プランニング費
③制作要件定義費
④画面設計費
⑤デザイン費
⑥コーティング費
⑦システム構築費
⑧コンテンツ制作費
⑨運用・保守費

順番に解説します。

項目①:ディレクション費

ディレクション費とは、Webディレクターが行う進行管理費です。

HP制作には各分野のスペシャリストが集まって進行していくため、進捗を管理する人が必要です。

スケジュール調整をしたり、問題が起こった際に解決したりする際に必要となるため、HP制作には欠かせません。

相場は制作費の10〜30%として算出するか、業務にかかる日数に応じて算出する方法があります。

金額はプロジェクトの規模や難易度、納期などによって変動します。

制作会社によってディレクション費で含まれないものもあるため、相場よりも大きく違う場合は確認してください。

項目②:プランニング費

プランニング費とは、HP制作を始める前にサイトの方向性や目標・具体的な制作計画を決める費用です。

制作計画を立てないと、納期が遅れたり完成度や満足度に不満が生じたりするため、詳細部分までしっかり決めてください。

自社の希望を事前に制作会社に伝えると話し合いもスムーズにでき、完成イメージを共有しやすいため修正にかかる工数も減らせます。

逆に、制作計画が不明確だと作業を開始してから不明点が発覚し、納期遅れの原因になる可能性があるため気をつけてください。

項目③:制作要件定義費

制作要件定義費とはクライアントさんの要望や目標を詳細にヒアリングし、必要な機能や仕様を明確に決める費用です。

制作前に必要な機能や仕様を明確にすれば、実際に作業を始めた後はスムーズに進みます。

要件定義を決めずに制作し始めると制作後にトラブルに発展するケースもあるため、クライアントさんとの認識は合わせてください。

もし、見積もりに要件定義費用が含まれていなかったら、担当者に確認しましょう。

項目④:ワイヤーフレーム作成費

ワイヤーフレーム費とは、画面の構成やユーザーがHPを訪れた際の導線を設計する費用です。

HP制作において、デザインやコンテンツなどが良くてもユーザー目線に立ったレイアウトでないと離脱されかねません。

ほかにも、情報の配置やナビゲーションの位置、ボタンやリンクの配置も検討してください。

見た目だけでなく、ユーザーの利便性も考慮した設計がHP制作には重要です。

項目⑤:デザイン費

デザイン費は、HPのデザインに関する費用です。

制作するサイトの規模や複雑さ・クオリティ・制作会社の経験や実績によって、金額も大きく変動します。

たとえば、経験豊富で実績多数の会社では、それなりの金額がかかる可能性が高いです。

また、複数の制作会社からのデザイン案を待ってから選定を開始すると、時間やコストを無駄にする可能性があります。

そのため、ポートフォリオを確認して制作会社の実績を把握しておくと、イメージ通りのデザインでHPが完成します。

デザイン費はページ単位か工数で見積もりを算出するのが一般的です。

項目⑥:コーティング費

コーティング費とは完成したデザインをもとにHTMLやCSSを使用して、サイトを構築するための費用です。

たとえば、アニメーションをつけたり、問い合わせフォームからの連絡をメールに自動送信したりする機能をつけます。

最近はPCだけでなく携帯やタブレットなどのモバイル端末を使用する人が増えたため、レスポンシブデザインは必須です。

レスポンシブデザインとは、デバイスの画面サイズに合わせて表示が最適化されるデザインを指します。

打ち合わせの際に、レスポンシブデザインの対応有無は確認してくださいね。

コーチング費はデザイン費と同様に、ページ単位か工数で見積もりを算出するのが一般的です。

項目⑦:システム構築費

システム構築費は、HP制作費用の中で一番金額がかかる部分かもしれません。

システム構築費とは、HPを動かすための基盤となるシステムを構築する際に発生する費用です。

費用は数十万〜数百万と幅広く、追加したい機能が増えるほど高額になります。

たとえば、決済機能やデータベース連携など、機能が増加したり複雑になるほど高額になり、制作に時間もかかります。

後から機能を追加すると、時間とコストがかかるため、事前の打ち合わせや要件定義でしっかり確認してください。

項目⑧:コンテンツ制作費

コンテンツ費用は、会社概要や商品説明・ブログなどHP上のコンテンツを作成する費用です。

費用は数千円〜数百万と幅広く、依頼内容によって変動します。

たとえば、記事執筆を依頼する場合、写真やイラストなども含めて依頼すると高くなる可能性があります。

既存のコンテンツから流用したりフリー素材をうまく使用したりできれば、費用を抑えられるでしょう。

項目⑨:運用・保守費

運用・保守費は、HP公開後の運用サポートやメンテナンスをする費用です。

月額定額や年間契約もありますが、作業内容はしっかり確認してください。

たとえば、定期的なメンテナンスやトラブル対応・セキュリティ対策など、対応するサービスの幅がどれくらいあるのかは優先して確認しましょう。

「お金は払っているけど何もしてくれない…」とならないように、注意してください。

ご紹介した以外にもSEO対策費や素材費などが発生するケースもあるため、見積もりを確認して不明な項目があれば確認しましょう。

HP制作の見積もり費用を抑える3つの方法

見積もり時の確認項目はわかったけど、どうやって費用を抑えて良いかわからない人もいるかもしれません。

少しでもHP制作費用は抑えたいですよね。

提示された費用の妥当性を判断しつつ、以下で紹介する方法も取り入れて判断してください。

①複数の会社から見積もりをとる
②補助金・助成金を活用する
③ノーコードツールを活用する

順番に解説します。

方法①:複数の会社から見積もりをとる

1つ目の方法は、複数の会社から見積もりをとることです。

見積もりが1社だけだと金額の妥当性や作業内容などの判断が難しく、HPの制作時に予想外の時間がかかったりコストが増えたりします。

そのため、最低でも3社から見積もりはとるようにしてください。

時間があれば各社と打ち合わせをして、詳細まで確認すると安心して依頼できます。

「複数の会社から見積もりをとるのは失礼かな…」と思っているなら、心配ありません。

複数の見積もりをとることは通常のことであり、制作会社も理解しています。

HP制作を安心して任せるためにも、複数社から見積もりをとってくださいね。

方法②:補助金・助成金を活用する

2つ目の方法は、補助金や助成金を活用することです。

自治体や国の機関が、企業のデジタル化を推進するためにホームページ制作やリニューアルに関する補助金・助成金を提供しています。

自治体や国のホームページを確認したり、商工会議所へ相談してください。

ただし、補助金や助成金は、申請書の作成から費用清算まで半年〜1年かかるため、短期間でHP制作をしたい場合は不向きかもしれません。

またHP制作後に費用を受け取るケースもあるので、期間とお金に関しては十分に確認してください。

方法③:ノーコードツールを活用する

3つ目の方法は、ノーコードツールやテンプレートを活用することです。

制作会社へ依頼する際に、WixやWordPressのようなノーコードツールを使っていると、制作時間や費用を抑えられる可能性があります。

先述したように費用はページ単位か工数で算出されるため、制作時間を短縮できればコストも抑えられます。

ただし、簡単に制作できる分、複雑な作りこみや機能追加できないケースもあるため、打ち合わせ時に確認してください。

HP制作にかかるページ数別の見積もり費用相場

HP制作時の見積もりは、ページ数が多くなるほど金額が高くなります。

そのため、不要なページを作成すると余計に費用がかかってしまい、予算内で収まらなくなるかもしれません。

必要ページ数を把握し、適切なページでHPを制作する必要があります。

今回は以下のページ数に合わせた、費用相場をご紹介します。

①小規模サイト(1~10ページ)
②中規模サイト(約20ページ)
③大規模サイト(50ページ以上)

①小規模サイト(1~10ページ)

個人事業主や中小企業の方には、1〜10ページの小規模サイトがオススメです。

サイトは簡単な構造ですが、必要な情報を伝えられ制作の手間やコストも抑えられます。

一般的な相場は15〜30万円程度で、テンプレートを使用するとさらにコストを抑えて作成できるかもしれません。

HP制作にコストをかけたくないけど、重要な情報はしっかり盛り込みたい方にオススメです。

②中規模サイト(約20ページ)

集客やアピールをしっかりしたい方には、約20ページの中規模サイトがオススメです。

主に企業や団体がユーザーに対して情報発信をする際に用いられるサイトで、費用相場は30〜100万円程度です。

集客やPRをするためには、デザインや機能性・SEO対策なども考慮した設計が必要になり、制作時間もかかります。

ただ、しっかり作りこんだHPであればユーザーの目に触れやすく、効果を感じられるHPになるでしょう。

③大規模サイト(50ページ以上)

50ページ以上になると大規模サイトとなり、費用もかなりかかります。

費用相場は数100万〜1,000万円です。

大規模サイトになれば多事業展開しているケースも多く、盛り込みたい機能数も増えます。

たとえば、電子決済や多言語対応など、より多くのユーザーに対応できるサイトにするために、デザインや機能にもこだわれば、制作に多大な時間がかかります。

制作に時間がかかるため、大規模サイトを検討している場合は早めに依頼しましょうてください。

さらに、規模が大きいため分析や修正など依頼すると、相場を超えた費用となる可能性もあります。

事前に必要な機能やデザインイメージを社内で明確にしておくと、費用を最小限に抑えやすくなります。

HP制作をする際は複数の会社から見積もりをとり、適正な価格で依頼しよう

今回は、HP制作で見積もりをとる際に必要なポイントをお伝えしました。

はじめてHP制作する際は不安が多く、どんな点に気をつければ良いかわかりませんよね。

今回ご紹介した内容を参考にして、自社にあった制作会社を見つけてください。

REEING株式会社では、SEOコンサルティングを行なっており、毎月5社限定で無料でサイトを分析し、SEOレポートの共有まで行っています。

プロだから気付けるあなたのサイトの問題点を隅々まで洗い出します。

毎月すぐ定員に達してしまうため、今すぐ下記からご連絡ください。

REEING株式会社から無料でSEOレポートをもらう

REEING株式会社の毎月5社限定SEO無料診断

DOCUMENT

資料ダウンロード

REEING株式会社のサービス資料や、
SEO無料診断&レポートをダウンロードできます。

CONTACT

お問い合わせ

REEINGではWEBサイト制作やSEOコンサルティングを中心に、
SEO記事作成やWEBサイト分析・改善を行っています。

ご質問・ご相談など、お気軽にお問い合わせくださいませ。