企業や事業者にとって、オウンドメディアの作成は必要不可欠になっています。
オウンドメディアは広告の代わりにして費用を抑えたり、資産になったりと期待できる効果はさまざまです。
しかし、しっかりSEO対策をしないと、期待している効果は得られません。
今回はオウンドメディアのSEO対策に関して、対策する意図から方法まで紹介します。
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目次
オウンドメディアのSEO対策をする理由と基本的な考え方
インターネットが普及し、多くの企業がオウンドメディアに注目していますが、軽率な理由でオウンドメディアを作っても効果は期待できません。
オウンドメディアを運営する理由を明確にし、しっかりSEO対策をすれば、さまざまな効果を得られます。
今回はオウンドメディアのSEO対策をする理由や基本的な考え方を紹介します。
オウンドメディアをSEO対策する理由
オウンドメディアを作成する際に、しっかりとSEO対策することで費用対効果を向上させたり、売上や集客を伸ばせたりできます。
今回はオウンドメディアにおけるSEO対策をする理由を3つ紹介します。
①商品やサービスの認知度が高まる
②資産になる
③広告の代わりとなり、費用対効果が高い
順番に解説します。
理由①:商品やサービスの認知度が高まる
1つ目の理由は、自社の商品やサービスの認知度が向上することです。
オウンドメディアを通じて自社商品・サービスの魅力や役立つ情報をブログで発信すればユーザーは商品に興味を持ってくれます。
ただ、Google検索したときに上位表示されないと、いくら質の高い記事を作成してもユーザーは認識してくれません。
SEO対策をして上位表示させればユーザーの目に留まりやすくなり、商品やサービスの認知度向上につながります。
理由②:資産になる
2つ目の理由は資産になることです。
作成したオウンドメディアは、ドメインやサーバーを解約しない限りは一生残り続けます。
正しい情報や役立つ内容であれば、ユーザーの興味を引きやすくなり、WEB上での集客には困りません。
そのため、しっかりSEO対策したオウンドメディアを作成し、継続的な集客や売上につなげてください。
理由③:広告の代わりとなり、費用対効果が高い
3つ目の理由は、広告の代わりとなり費用対効果が期待できることです。
Google広告やYahoo広告などの有料サービスを利用した場合、売上や集客の有無にかかわらず一定の料金を支払います。
しかし、広告を出したからといって、必ず売上や集客につながるとは限りません。
そのため、広告を出すほどマイナスになる可能性があります。
一方、SEO対策をしっかりしたオウンドメディアは、広告の代わりになり、ユーザーに知ってもらえます。
広告費を削減し売上を伸ばすためにも、オウンドメディアのSEO対策はしっかりしてください。
キーワード選定は運用目的から考える
実際にオウンドメディアのSEO対策をするためには、キーワード選定は欠かせません。
たとえば、金融系のオウンドメディアを作成しても、メインキーワードが家族や飲食関係だと検索の上位表示も難しくなります。
そのため、運用目的にあったキーワード選定が必要になります。
キーワードは競合調査や検索ボリューム、ユーザーの検索意図を考慮して運用目的にあったものを選定してください。
詳しいキーワード選定については、SEOキーワードの選び方を簡単5STEPで解説【活用したい選定ツール3選もあわせて紹介】の記事で解説していますので、ぜひ見てみてくださいね。
Googleが掲げる10の事実を知る
SEO対策をするのに、かかせないのがGoogleの評価を得ることです。
Googleでは『Googleが掲げる10の事実』を設定しているため、オウンドメディアを作成する前には一度目を通しておくと良いかもしれません。
では、具体的にオウンドメディアにおけるSEO対策の施策をご紹介します。
オウンドメディアのSEO対策には内部施策、外部施策、コンテンツ施策の大きく3つに分かれます。
オウンドメディアのSEO対策【5つの内部施策】
1つ目の施策は内部施策になります。
内部施策とは、オウンドメディアが検索エンジンに素早く認識され、上位表示させるために正しく評価される施策です。
すでに、オウンドメディアを作成していて、検索上位されない場合は紹介する施策を試してください。
今回は5つの施策を紹介します。
①クローラーを意識したサイト構造する
②タイトルやメタ情報を最適化する
③表示・読み込み速度を上げる
④XMLサイトマップを作成する
⑤モバイル対策をする
順番に解説します。
内部施策①:クローラーを意識したサイト構造する
内部施策の1つ目は、Google検索エンジンのクローラーを意識したサイト構造にすることです。
たとえば、サイト構造をシンプルにしたり、パンくずリストを作成して見ているページをわかりやすくしたりします。
WEBページの構造が複雑過ぎると、クローラーは評価してくれません。
まずはシンプルで使いやすい構造を意識してくださいね。
サイト構造については、【成功への近道】SEOに強いウェブサイト構造の設計手順3STEPとポイント5つを解説の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
内部施策②:タイトルやメタ情報を最適化する
内部施策の2つ目は、タイトルやメタ情報を最適化することです。
タイトルやメタ情報は検索結果に表示されるもので、クローラーへの評価にも影響します。
そのためキーワードを含めて、わかりやすさを意識して設定してください。
内部施策③:表示・読み込み速度を上げる
内部施策の3つ目は、WEBページの表示や読み込み速度を向上させることです。
WEBページの表示や読み込み速度が遅いと、評価が低くなり、ユーザーの離脱する原因になりかねません。
早く表示された方が、サクサク検索できて便利だと感じてもらいやすくなります。
もし表示や読み込み速度が遅い際は、使用しているリンクや画像を見直して、多すぎる場合は削除してください。
表示速度の詳しい改善方法については、【必見】表示速度が遅いとSEOで損をする?【速度が遅い原因と5つの改善策を詳しく解説】の記事をご覧くださいませ。
内部施策④:XMLサイトマップを作成する
内部施策の4つ目はXMLサイトマップを作成することです。
XMLサイトマップは、検索エンジンのクローラーがインデックスできていないWEBページをチェックできます。
何時間かけて作成したページでも、クローラーに認識されないと意味がありません。
XMLサイトマップは、コンテンツを正しく管理するために役に立つツールのため、活用してください。
内部対策⑤:モバイル対策をする
内部対策の5つ目はモバイル対策をすることです。
WEBサイトを閲覧するのはPCではなく、タブレットや携帯の方がメインになりつつあります。
そのため、モバイル対策をしていないと検索順位を下げて、ユーザーが見る機会損失につながります。
そのため、オウンドメディアを作成する際はPCだけでなく、モバイル端末でもどう見えるか確認してください。
オウンドメディアのSEO対策【2つの外部施策】
2つ目の施策は外部施策になります。
外部施策とはWEBページに関連性が高いリンクを獲得したり、そのリンク数を増やす対策になります。
今回は2つの施策を紹介します。
①高品質な被リンクを獲得をする
②SNSを活用する
順番に解説します。
外部施策①:高品質な被リンクを獲得をする
外部施策の1つ目は、高品質な被リンクを獲得することです。
被リンクとは、自社のWEBページのURLが外部サイトに掲載されることをいい、関連性の高いサイトや著名サイトからの被リンクは信頼度を高めます。
ただ、被リンクされればどんなサイトでもよいわけではありません。
低品質の被リンクは、ガイドライン違反となり検索結果に表示されない場合もあります。
そのため、WEBページの信頼性を高めるためにも、関連性の高いサイトから被リンクされるようにしてください。
外部施策②:SNSを活用する
外部施策の2つ目は、SNSを活用することです。
スマホやタブレットから情報収集するユーザーが多くなっており、認知を獲得するためにSNSの活用は欠かせません。
SNSにはInstagram、Twitter、YouTubeなど、媒体によって特徴が異なるため、ご自身のオウンドメディアとの相性を考慮して活用してください。
SNSをうまく活用できれば、商品やサービスが拡散され、幅広い世代に認知が広まる可能性があります。
オウンドメディアのSEO対策【コンテンツ施策】
3つ目の施策はコンテンツ施策になります。
オウンドメディアのWEBページを作成したら、良質な記事を書いて情報発信をします。
そのときに、なんとなく記事を書いて、発信してははいけません。
コンテンツ内容によって、ユーザーの離脱やリピート数が変わります。
今回は3つのコンテンツ施策を紹介します。
①競合調査をしてキーワードを選定
②良質なコンテンツを増やす
③分析ツールを活用してモニタリング
順番に解説します。
コンテンツ施策①:競合調査をしてキーワードを選定
コンテンツ施策の1つ目は、競合調査してメインキーワードを選定することです。
キーワードを選定する際に、ニーズが高いものは競合も多数存在し、なかなか上位表示されない可能性があります。
そのため、検索ボリュームが1,000〜10,000程度のミドルキーワードを選定したり、キーワードをかけ合わせて、差別化をしてください。
さらに、ユーザーがどんな気持ちで検索しているか、検索意図を考慮してください。
ユーザーが求めていることがわかれば、それに合わせたコンテンツを作成できます。
コンテンツ施策②:良質なコンテンツを増やす
コンテンツ施策の2つ目は、良質はコンテンツを増やすことです。
良質なコンテンツとは、ユーザーの悩みを解決したり、情報の信頼性が高かったり、独自性があったりする記事です。
最近はAIを活用して記事作成する傾向にありますが、競合と似たような記事になり価値がありません。
しっかりオリジナル性を出した記事を作成してください。
また、一度書いた記事をリライトして、新しい情報を盛り込んだ記事に変更する方法も大事です。
WEBページに掲載されている記事は、少しでも多く良質な記事にしてください。
コンテンツ施策③:分析ツールを活用する
コンテンツ施策の3つ目は、分析ツールを活用して作成した記事を確認することです。
たとえば、検索順位以外にも検索数やクリック数、コンバージョン率を確認し、作成した記事の状況を確認します。
公開して数か月たっても効果がない場合は、状況ごとに対策をとってください。
コンテンツ記事を作成する際は、大前提ですが『ユーザーファースト』を意識してください。
ユーザーが感じている課題や悩みを解決する記事を作成すれば、自然と検索上位に表示されます。
オウンドメディアのSEO対策の重要性を理解し、ユーザーファーストで作成しよう
今回はオウンドメディアのSEO対策に関して紹介しました。
内部施策、外部施策、コンテンツ施策のどれも大事ですが、一番意識することはユーザーファーストです。
ユーザーのためにどんな役に立てるか、どんな課題を解決できるかを常に考えてオウンドメディアを構築してください。
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