「SEOとデザインはどんな関係?」
「デザインがSEOに与える影響は?」
「SEO効果を高めるためのポイントを知りたい!」
SEO対策を手掛ける中で、デザインの優先度が落ちている方も多いです。
そこで今回はデザインがSEOに与える影響と、押さえておきたいデザインのポイントを解説します。
筆者はSEOやデザインに関して以下の実績を持っており、悩みやお困りごとを解決できますよ。
SEO会社の代表
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目次
SEOとデザインの関係性
Googleの評価基準で「デザインが優れているから上位表示する」「華やかなページだから検索順位を上げよう」などの優遇措置はありません。
実際にデザインに力を入れても、すぐに効果が出るケースは少ないでしょう。
しかし直接関係はなくても、間接的にSEOへ影響を与えるのも事実。
時間をかけてデザインへ取り掛かった分、アクセス数アップが見込めます。
ゆえにSEOとデザインは切っても切り離せない関係と言えるのです。
デザインがSEOに与える3つの間接的な影響
ここからはデザインがSEOに与える間接的な影響を解説します。
具体的には以下の3点です。
・ページの表示速度
・滞在時間
・モバイルへの対応
次から順番に見ていきましょう!
SEOに与える影響①:ページの表示速度
ページの表示速度が遅いとGoogeからの評価は落ちます。
それだけでなく、ユーザーに対してストレスを与えてしまうのも事実。結果的に検索順位は上がりません。
ページ表示速度と関連するデザインの要素として、最も関連深いのは画像です。
画像はデザインの一種であるため、確実に対策していきましょう。
具体的なポイントは後ほど紹介します!
SEOに与える影響②:滞在時間
デザインが魅力的なページは何時間でも読みたくなります。
「分かりやすいからもっと読んでみよう」「スラスラ読めるから続きが気になる」といった気持ちになりやすいもの。
結果的に滞在時間が伸び、SEO効果が高まっていくのです。
加えてそのページだけでなく、他の記事を読んでもらえる確率も高まります。
滞在時間が伸びずに悩んでいる方は、まずデザインに力を入れてみましょう!
SEOに与える影響③:モバイルへの対応
現在はPCよりもスマホ検索ユーザーが圧倒的に多いと言われています。
実際には3.5(PC):6.5(スマホ)であるサイトが多く、いかにモバイルへの対応が重要か見て取れるはず。
文字の大きさ・画像の見え方・文字の間隔などをスマホ対応する必要があります。
これらの要素をクリアして、はじめてGoogleから評価してもらえるのです。
万が一PCだけにしか目を向けていない場合、モバイル対応についても意識してみましょう!
SEOでデザインに力を入れるなら知っておきたい9選
続いてはSEOにおけるデザインのポイントを解説します。
具体的なポイントは以下のとおりです。
・サイト階層を浅くする
・画像を統一させる
・文字のフォントサイズを工夫する
・箇条書きを活用する
・画像を最適化する
・パンくずリストを作成する
・カード型リンクを使用する
・グローバルナビゲーションを設置する
・動画を埋め込む
次から順番に見ていきましょう!
デザインのポイント①:サイト階層を浅くする
サイト階層はシンプルかつ浅くする必要があります。
例えばビルを思い浮かべてみましょう。目的地が高層ビルの50階にある場合、行くまでに時間はかかってしまうもの。
当然ながら、1階や2階で用を済ませられるのが効率的です。
これはWebページでも同様。読みたい記事になかなかたどりつけないのは評価を下げます。
「めんどくさいから他のサイトへ行こう」となり、ページから離脱してしまうもの。できるかぎり3クリックで目的地へ行けるサイトをつくりましょう!
サイトの構造についてより深く知りたい方は【成功への近道】SEOに強いウェブサイト構造の設計手順3STEPとポイント5つを解説の記事をご参考ください。
デザインのポイント②:画像を統一させる
画像はインパクトがあり、ユーザーの目に飛び込みやすいです。
だからこそ統一感を持たせておきましょう。例えば同じ提供者の画像を使用したり、シンプルな画像で揃えてみたり。
一貫性があるとユーザーは見やすいだけでなく、Googleから評価されやすいです。
反対に画像のテーマがばらばらであるとユーザーにストレスを与えてしまうもの。
デザインを手がけるなら使用する画像も意識していきましょう!
デザインのポイント③:文字のフォントサイズを工夫する
パソコンとスマホでは文字の見え方も違います。
「スマホでは文字が読みにくかった」「文字が小さすぎて見にくい」などのケースは多いため、注意が必要です。
ユーザーに悪い印象を与えるだけでなく、Googleの評価も下げてしまうもの。
スマホで読みやすいフォントサイズは見出し2が28px、見出し3は20px、最後に本文が16pxとなります。
誰が見ても読みやすいフォントサイズに設定していきましょう!
デザインのポイント④:箇条書きを活用する
デザインを意識する上で欠かせないのが箇条書きです。
Googleは「いかに分かりやすい文章であるか」も評価に入れているため、SEOに強い記事を書くなら必須と言えます。箇条書きはシンプルに3つ程度で絞っていきましょう。
例えば「私は3年前にイギリスへ行き、仕事が落ち着いた2年前にブラジルへ行きました。そして去年イタリアへ行きました」と書くよりも、以下でまとめるのがおすすめです。
私が直近行った旅行先は次のとおりです。
・イギリス 3年前
・ブラジル 2年前
・イタリア 1年前
このように書くと、ユーザーはストレスなく読んでくれます。
デザインのポイント⑤:画像を最適化する
画像ファイルは重すぎるとページ表示速度が遅くなります。
反対にファイルサイズが小さすぎると、画像が荒く見えにくくなってしまうもの。このバランスを維持し、いかに画像を最適化するかが重要です。
一般的には横幅1000px、ファイルサイズは100~200kbがおすすめと言われています。
現在はwebp(ウェッピー)と呼ばれる、次世代画像フォーマットが登場しているのも事実。
圧縮率が高いため、積極的に活用していきましょう!
デザインのポイント⑥:パンくずリストを作成する
パンくずリストとはページ上部にある階層リンクです。
「HOME>セミナー>SEO講義>3月」と書かれた項目を見た経験のある人も多いはず。
自分自身が今どこにいるか、ユーザーに現在地を示しています。
Googleに対しても巡回を促すため、SEO効果が高いです。
WordPressならプラグインでかんたんに設定できるため、すぐにでも対策しておきましょう!
デザインのポイント⑦:カード型リンクを使用する
SEOの内部対策でリンクを活用するのは重要です。
デザインの観点からすると、一歩踏み込んでカード型リンクを使用すると効果的。
カード型リンクとはタイトルだけでなく、導入文や画像などもアプローチできるリンクです。
カード内に上記の情報が載せられているため、ユーザーからクリックしてもらえやすいのが特徴。
ページにアクセントを加えられる、SEOには欠かせないデザインの一つです!
デザインのポイント⑧:グローバルナビゲーションを設置する
グローバルナビゲーションとはページ上部にある共通リンクです。
「HOME・サービス・ブログ・会社概要」など、ページが切り替わっても残り続ける項目。
Googleは情報の見える化を求めているため、グローバルナビゲーションを設置するだけで効果的です。
ものの数分で設定できるリンクのため、欠かさず設置していきましょう!
デザインのポイント⑨:動画を埋め込む
デザインに力を入れるなら、動画を埋め込むのも一つの方法です。
ユーザーの目に留まるだけでなく、滞在時間も長くなります。
しかし動画は容量が大きいため軽量化は必須。
近年は従来のMP4に変わるWebMが広まりつつあります。
MP4より画質も良く、ファイルサイズも小さいためフル活用していきましょう!
デザインに関するSEO以外のSEO対策について詳しく解説している記事【対策必須】コーポレートサイトの具体的なSEO対策6STEP【3つのメリットも解説】もぜひご覧ください。
SEOでページ表示速度を計測できるツール3選
それでは最後にSEOでページ表示速度を計測できるツールについて解説します。
おすすめのツールは以下のとおりです。
・PageSpeed Insights
・Gtmetrix
・Chrome Developer tool
次から順番に見ていきましょう!
ページ表示速度計測ツール①:PageSpeed Insights
はじめに紹介するのはPageSpeed Insightsです。
PageSpeed Insightsはシンプルかつ手軽にページ表示速度を調べられるツール。
URLを入力するだけで各項目の表示速度と、トータルでの「合格」「不合格」が分かります。
ツールで迷ったら、まずはPageSpeed Insightsを使用してみましょう!
ページ表示速度計測ツール②:Gtmetrix
次に紹介するのはGtmetrixです。
GtmetrixはPageSpeed Insightsと同じく、URLを入力するだけで計測できるツール。
特徴はGoogleとYahoo! それぞれの評価を調べられる点です。
0~100%、ABCランクで表示され、課題点が発見しやすいのもGtmetrixならではと言えます。
ページ表示速度計測ツール③:Chrome Developer tool
Chrome Developer toolはボタン一つでかんたんに計測できるツールです。
Chromeで対象ページを開いた状態で「Ctrl+Shift+I」を押すだけ。
表示速度だけでなく、ユーザーエージェントやソースコードも確認できます。
デザインを極めればSEO効果はアップする
今回はデザインがSEOに与える影響とデザインのポイントを解説しました。
デザインとSEOは深い関係があるのも事実。デザインに力を入れれば、SEO効果は徐々に高まります。
この機会にぜひ魅力的なデザインへ仕上げていきましょう!
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