SEO効果を高めるためのデザインのポイント9選【SEOとデザインの関係性についても解説】

SEO効果を高めるためのデザインのポイント9選【SEOとデザインの関係性についても解説】

「SEOとデザインはどんな関係?」
「デザインがSEOに与える影響は?」
「SEO効果を高めるためのポイントを知りたい!」

SEO対策を手掛ける中で、デザインの優先度が落ちている方も多いです。

そこで今回はデザインがSEOに与える影響と、押さえておきたいデザインのポイントを解説します。

筆者はSEOやデザインに関して以下の実績を持っており、悩みやお困りごとを解決できますよ。

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中務 未来
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SEOとデザインの関係性

Googleの評価基準で「デザインが優れているから上位表示する」「華やかなページだから検索順位を上げよう」などの優遇措置はありません。

しかし直接関係はなくても、間接的にSEOへ影響を与えるのも事実。

時間をかけてデザインへ取り掛かった分、アクセス数アップが見込めます。

ゆえにSEOとデザインは切っても切り離せない関係と言えるのです。

デザインがSEOに与える3つの間接的な影響

ここからはデザインがSEOに与える間接的な影響を解説します。

具体的には以下の3点です。

・ページの表示速度
・滞在時間
・モバイルへの対応

次から順番に見ていきましょう!

SEOに与える影響①:ページの表示速度

それだけでなく、ユーザーに対してストレスを与えてしまうのも事実。結果的に検索順位は上がりません。

ページ表示速度と関連するデザインの要素として、最も関連深いのは画像です。

画像はデザインの一種であるため、確実に対策していきましょう。

具体的なポイントは後ほど紹介します!

SEOに与える影響②:滞在時間

デザインが魅力的なページは何時間でも読みたくなります。

「分かりやすいからもっと読んでみよう」「スラスラ読めるから続きが気になる」といった気持ちになりやすいもの。

結果的に滞在時間が伸び、SEO効果が高まっていくのです。

加えてそのページだけでなく、他の記事を読んでもらえる確率も高まります。

滞在時間が伸びずに悩んでいる方は、まずデザインに力を入れてみましょう!

SEOに与える影響③:モバイルへの対応

現在はPCよりもスマホ検索ユーザーが圧倒的に多いと言われています。

実際には3.5(PC):6.5(スマホ)であるサイトが多く、いかにモバイルへの対応が重要か見て取れるはず。

これらの要素をクリアして、はじめてGoogleから評価してもらえるのです。

万が一PCだけにしか目を向けていない場合、モバイル対応についても意識してみましょう!

SEOでデザインに力を入れるなら知っておきたい9選

続いてはSEOにおけるデザインのポイントを解説します。

具体的なポイントは以下のとおりです。

・サイト階層を浅くする
・画像を統一させる
・文字のフォントサイズを工夫する
・箇条書きを活用する
・画像を最適化する
・パンくずリストを作成する
・カード型リンクを使用する
・グローバルナビゲーションを設置する
・動画を埋め込む

次から順番に見ていきましょう!

デザインのポイント①:サイト階層を浅くする

サイト階層はシンプルかつ浅くする必要があります。

例えばビルを思い浮かべてみましょう。目的地が高層ビルの50階にある場合、行くまでに時間はかかってしまうもの。

当然ながら、1階や2階で用を済ませられるのが効率的です。

「めんどくさいから他のサイトへ行こう」となり、ページから離脱してしまうもの。できるかぎり3クリックで目的地へ行けるサイトをつくりましょう!

サイトの構造についてより深く知りたい方は【成功への近道】SEOに強いウェブサイト構造の設計手順3STEPとポイント5つを解説の記事をご参考ください。

デザインのポイント②:画像を統一させる

画像はインパクトがあり、ユーザーの目に飛び込みやすいです。

だからこそ統一感を持たせておきましょう。例えば同じ提供者の画像を使用したり、シンプルな画像で揃えてみたり。

一貫性があるとユーザーは見やすいだけでなく、Googleから評価されやすいです。

デザインを手がけるなら使用する画像も意識していきましょう!

デザインのポイント③:文字のフォントサイズを工夫する

パソコンとスマホでは文字の見え方も違います。

「スマホでは文字が読みにくかった」「文字が小さすぎて見にくい」などのケースは多いため、注意が必要です。

スマホで読みやすいフォントサイズは見出し2が28px、見出し3は20px、最後に本文が16pxとなります。

誰が見ても読みやすいフォントサイズに設定していきましょう!

デザインのポイント④:箇条書きを活用する

デザインを意識する上で欠かせないのが箇条書きです。

Googleは「いかに分かりやすい文章であるか」も評価に入れているため、SEOに強い記事を書くなら必須と言えます。箇条書きはシンプルに3つ程度で絞っていきましょう。

例えば「私は3年前にイギリスへ行き、仕事が落ち着いた2年前にブラジルへ行きました。そして去年イタリアへ行きました」と書くよりも、以下でまとめるのがおすすめです。

私が直近行った旅行先は次のとおりです。

・イギリス 3年前
・ブラジル 2年前
・イタリア 1年前

このように書くと、ユーザーはストレスなく読んでくれます。

デザインのポイント⑤:画像を最適化する

反対にファイルサイズが小さすぎると、画像が荒く見えにくくなってしまうもの。このバランスを維持し、いかに画像を最適化するかが重要です。

一般的には横幅1000px、ファイルサイズは100~200kbがおすすめと言われています。

現在はwebp(ウェッピー)と呼ばれる、次世代画像フォーマットが登場しているのも事実。

圧縮率が高いため、積極的に活用していきましょう!

デザインのポイント⑥:パンくずリストを作成する

パンくずリストとはページ上部にある階層リンクです。

「HOME>セミナー>SEO講義>3月」と書かれた項目を見た経験のある人も多いはず。

自分自身が今どこにいるか、ユーザーに現在地を示しています。

Googleに対しても巡回を促すため、SEO効果が高いです。

WordPressならプラグインでかんたんに設定できるため、すぐにでも対策しておきましょう!

デザインのポイント⑦:カード型リンクを使用する

SEOの内部対策でリンクを活用するのは重要です。

デザインの観点からすると、一歩踏み込んでカード型リンクを使用すると効果的。

カード型リンクとはタイトルだけでなく、導入文や画像などもアプローチできるリンクです。

カード内に上記の情報が載せられているため、ユーザーからクリックしてもらえやすいのが特徴。

ページにアクセントを加えられる、SEOには欠かせないデザインの一つです!

デザインのポイント⑧:グローバルナビゲーションを設置する

グローバルナビゲーションとはページ上部にある共通リンクです。

「HOME・サービス・ブログ・会社概要」など、ページが切り替わっても残り続ける項目。

Googleは情報の見える化を求めているため、グローバルナビゲーションを設置するだけで効果的です。

ものの数分で設定できるリンクのため、欠かさず設置していきましょう!

デザインのポイント⑨:動画を埋め込む

デザインに力を入れるなら、動画を埋め込むのも一つの方法です。

ユーザーの目に留まるだけでなく、滞在時間も長くなります。

しかし動画は容量が大きいため軽量化は必須。

近年は従来のMP4に変わるWebMが広まりつつあります。

MP4より画質も良く、ファイルサイズも小さいためフル活用していきましょう!

デザインに関するSEO以外のSEO対策について詳しく解説している記事【対策必須】コーポレートサイトの具体的なSEO対策6STEP【3つのメリットも解説】もぜひご覧ください。

SEOでページ表示速度を計測できるツール3選

それでは最後にSEOでページ表示速度を計測できるツールについて解説します。

おすすめのツールは以下のとおりです。

・PageSpeed Insights
・Gtmetrix
・Chrome Developer tool

次から順番に見ていきましょう!

ページ表示速度計測ツール①:PageSpeed Insights

はじめに紹介するのはPageSpeed Insightsです。

PageSpeed Insightsはシンプルかつ手軽にページ表示速度を調べられるツール。

URLを入力するだけで各項目の表示速度と、トータルでの「合格」「不合格」が分かります。

ツールで迷ったら、まずはPageSpeed Insightsを使用してみましょう!

ページ表示速度計測ツール②:Gtmetrix

次に紹介するのはGtmetrixです。

GtmetrixはPageSpeed Insightsと同じく、URLを入力するだけで計測できるツール。

特徴はGoogleとYahoo! それぞれの評価を調べられる点です。

0~100%、ABCランクで表示され、課題点が発見しやすいのもGtmetrixならではと言えます。

ページ表示速度計測ツール③:Chrome Developer tool

Chrome Developer toolはボタン一つでかんたんに計測できるツールです。

Chromeで対象ページを開いた状態で「Ctrl+Shift+I」を押すだけ。

表示速度だけでなく、ユーザーエージェントやソースコードも確認できます。

デザインを極めればSEO効果はアップする

今回はデザインがSEOに与える影響とデザインのポイントを解説しました。

デザインとSEOは深い関係があるのも事実。デザインに力を入れれば、SEO効果は徐々に高まります。

この機会にぜひ魅力的なデザインへ仕上げていきましょう!

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