「ホームページを制作したけど保守は何をするの?」と悩んでいませんか。
ホームページを制作しても保守をしっかりしないと、検索上位表示されなかったり、セキュリティリスクが高まったりします。
そのため、せっかく時間・コストをかけてホームページを制作しても無駄になってしまう可能性が高いです。
そこで、今回はホームページ保守とかかる費用に関してお伝えします。
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目次
ホームページ保守とは最適な状態に保つこと
ホームページ保守とは、サイトを常に最適な状態に保つために行うメンテナンス作業を言います。
たとえば、セキュリティ対策のアップデートやコンテンツの更新・不具合の修正などが含まれます。
ホームページを最適な状態に保つことで検索上位表示されてユーザーに見られやすくなり、結果的に売上や集客にも直結するため、多少の費用がかかってでも対応が必要です。
なお、ホームページの保守は外注も可能で、自社の状況に合わせて保守内容を変更できるケースも多いです。
そのため、保守を外注する際はサービス内容を細かく確認して、ホームページの課題解決につながる保守作業ができる業者を選びましょう。
技術的保守と運用保守の違い
ホームページの保守には「技術的保守」と「運用保守」の2種類があり、どちらも疎かにするとサイトの安全性や信頼性が低下します。
技術的保守とは、サーバーやシステムの安定稼働を維持するために実施する作業で、セキュリティ対策や定期的なバックアップ対応などが主な作業内容です。
一方、運用保守とはホームページの情報を最新に保つ作業で、商品情報の更新やブログ記事の投稿・イベント情報の掲載などが該当します。
定期保守と緊急対応の違い
ホームページ保守は「定期保守」と「緊急対応」の2つの方法があります。
定期保守とは、セキュリティアップデートやバックアップなど、あらかじめ決まったスケジュールに沿って行う計画的なメンテナンス作業です。
一方、緊急対応とはサイトに突発的な問題や不具合が発生した際に実施する対処法で、ハッキングのように早急な対応が必要な場合に行われます。
ホームページの保守を外注する場合は、事前に障害が発生した際の対応時間や方法を明確にしておくと良いでしょう。
ホームページ保守費用の内容7つ
ここではホームページ保守費用の内容を7つ紹介します。
①ドメイン・サーバー・SSL証明書の維持費用
②ページの情報更新・修正費用
③障害対応費用
④CMSの更新・メンテナンス費用
⑤システムの更新・メンテナンス費用
⑥アクセス解析・レポート作成費用
⑦SEO対策のコンサルティング費用
保守費用の具体的な内容が分かれば、外注へ依頼する際にも安心してホームページ保守を任せられます。
保守費用①:ドメイン・サーバー・SSL証明書の維持費用
保守費用の1つ目は、ドメイン・サーバー・SSL証明書の維持にかかる費用です。
ドメインはインターネット上の住所のようなものであり、年間1,000〜3,000円程度の更新費用がかかります。
また、サーバーはホームページのデータを保管する場所で、アクセス数によって月額500円〜数万円程度の費用がかかるのが一般的です。
SSL証明書とは情報の暗号化に必要であり、セキュリティレベルによって無料〜年間数万円程度の費用がかかります。
ホームページを長期運用するためには必要な費用であり、更新時期も気を付けて管理してください。
保守費用②:ページの情報更新・修正費用
ホームページを常に最新の状態に保つためには定期的な情報更新や修正作業が必要で、外注すれば費用も伴います。
テキストや画像の差し替えなどは自社で対応可能ですが、新しいページの追加やレイアウト変更などは制作会社に依頼したほうが良いでしょう。
たとえば、新商品の発売やキャンペーンの告知がある場合などは、制作会社に依頼した方が時間の節約ができます。
更新頻度や内容によって費用は変わるため、ホームページ運用をイメージしながら最適なプランを選択してください。
保守費用③:障害対応費用
ホームページ運用における突発的に発生するトラブル対応は保守サービスには欠かせず、外注した場合は障害対応費用がかかります。
たとえば、サーバーがダウンしたり、ウイルス感染したりした場合は早急な対応が必要です。
また、近年ではサイバー攻撃が増えているため、いつ障害が発生するか分かりません。
そのため、障害発生時の連絡方法やサポート体制など、障害対応を迅速に対応してくれる制作会社に依頼するほうが良いでしょう。
いつ障害が起きても大丈夫なように、定期的なバックアップも忘れないでください。
保守費用④:CMSの更新・メンテナンス費用
ホームページを作成するにはCMSと呼ばれるコンテンツ管理システムを使っている場合が多く、外注すれば更新・メンテナンス費用がかかります。
たとえば、WordPressやWixなど手軽にホームページ制作ができますが、セキュリティのアップデートなど定期的な更新・メンテナンスが必要です。
CMSの更新を怠ると、ハッキングの標的になるリスクが高まったり、サイト機能に支障がでたりする可能性があります。
そのため、外注しているかどうかにかかわらず、定期的なCMSの更新やアップデートは必ず実施してください。
保守費用⑤:システムの更新・メンテナンス費用
ホームページに外部システム・ツールを追加している場合は、その更新・メンテナンス費用もかかります。
たとえば、利便性向上のために予約システムや会員管理システムを導入している場合は、各バージョンの更新・不具合の解消などを定期的に行わなければなりません。
ただし、外部システム・ツールを導入しすぎると、更新・メンテナンス費用も増大してしまいます。
導入する外部システム・ツールは、ホームページの利便性向上につながる必要最小限のものだけに抑えましょう。
保守費用⑥:アクセス解析・レポート作成費用
アクセス解析とはホームページへのアクセス数や滞在時間・流入経路などを分析する作業で、費用を払えば外注できる業者も多くいます。
ホームページを活用するためには、GoogleAnalyticsやGoogleSearchConsoleなどの分析ツールを使用して、訪問してくれるユーザーを増やす施策が必要です。
始めのうちは、アクセス解析に時間がかかるため外注してもよいですが、慣れてきたら自社で実施しても良いでしょう。
アクセス解析すれば、SEO対策の効果性や新しいコンテンツ作成のヒントにつながり、改善スピードも向上します。
保守費用⑦:SEO対策のコンサルティング費用
SEO対策はホームページを活用するためには欠かせず、外注すれば費用がかかります。
ホームページを作成しても狙ったキーワードで検索上位表示されないと、ユーザーに認知されず売上や集客につながりません。
そのため、上述したアクセス解析結果を元に分析し、SEO対策を実施して検索上位表示させる取り組みが必要です。
SEO対策のコンサルティング費用は依頼する施策の範囲や業者の規模、提供するサービス内容によって大きく異なりますが、一般的な相場としては、月額10万円から50万円程度が多いです。
大規模なサイトや高度な施策を必要とする場合は月額100万円を超えるケースもあり、初期費用として5万円から20万円程度が発生する場合もあります。
SEO対策は短期間で効果が出るものではなく継続的な取り組みが必要なため、長期的な視点での投資として考えましょう。。
ホームページ保守費用の相場
ここではホームページ保守費用の相場を以下2つの観点から紹介します。
①月額費用と年間費用
②追加費用が発生するケース
保守費用を理解すれば、自社で実施する保守範囲や運用体制を決めやすくなります。
相場①:月額費用と年間費用
ホームページの保守費用は月額費用と年間費用に分かれ、以下のように費用体系によって受けられるサービスが異なるのが一般的です。
費用体系 | 主なサービス内容 |
月額費用 | コンテンツ更新や修正・アクセス解析レポート作成・問い合わせ対応 |
年間費用 | サーバー費用やドメイン費用・SSL証明書費用 |
また、以下のようにサイトの規模によって月額費用と受けられるサービスも異なってきます。
- 小規模サイト(5〜10ページ程度)の場合:月額費用5,000〜15,000円程度が相場となり、セキュリティ対策やバックアップが含まれる
- 中規模サイト(20〜50ページ程度)の場合:月額費用15,000〜30,000円程度が相場になり、コンテンツ更新やSEO対策なども含まれる
- 大規模サイト(100ページ以上)の場合:月額30,000〜100,000円以上が相場となり、監視や緊急対応など費用が高くなる傾向
事業規模や企業によって保守費用に含まれるサービス内容が異なるため、保守内容は事前にしっかり確認してください。
相場②:追加料金が発生するケース
ホームページの保守契約を結んでいても、基本料金とは別に追加料金が発生するケースがあります。
たとえば、大幅なデザイン変更や新規ページの追加などは通常の保守範囲を超えた作業となるため追加料金が発生します。
さらに、夜間や休日などの緊急対応や大規模なシステムトラブルからの復旧作業に関しても、追加料金が発生する可能性があります。
保守費用を安く抑える2つの方法
ホームページ保守費用を安く抑える2つの方法を紹介します。
①必要な保守サービスだけ選ぶ
②自社で可能な作業を内製化する
上記の方法を実践して、ホームページの保守にかかるコストを安く抑えましょう。
必要な保守サービスだけ選ぶ
安く抑える方法の1つ目は、本当に必要な保守サービスだけ契約する方法です。
始めは必要性を感じて必要ではない保守サービスを契約してしまいがちですが、慣れてきたら自社でできることもあります。
事前に保守内容を確認して自社に必要な作業を明確にし、必要になったタイミングでサービスを追加すれば余計な費用はかかりません。
自社で可能な作業を内製化する
安く抑える方法の2つ目は、自社で可能な作業を内製化する方法です。
保守内容は多岐にわたり、全てを外注すると費用は高くなるため、必要な作業を把握して内製化すればコストを抑えられます。。
たとえば、CMSの使い方を学んでおくと、テキスト画像の更新などの基本的な作業は自社でできるようになります。
また、外注へ依頼する際は複数の業者から見積もりをとって比較すれば、同じ保守内容でも安く依頼できる企業を見つけやすいです。
ホームページ保守を怠った場合の3つリスク
最後にホームページ保守をしなかった場合のリスクに関してお伝えします。
①検索上位に表示されなくなる
②企業のブランディングに悪影響を及ぼす
③セキュリティ障害のリスクが高まる
ホームページ保守の重要性を理解し、リスクを抑える工夫をしてください。
リスク①:検索上位に表示されなくなる
ホームページの保守を怠ると、検索上位表示に大きな影響を与えます。
保守作業の一部であるサイトの更新頻度や定期的なコンテンツ更新が無いと、たとえ検索上位にあっても徐々に順位が低下していきます。
また、表示速度の改善やレスポンシブデザインが未対応だとユーザーの利便性を損ねるため、サイト全体の評価が低下して狙ったキーワードでの検索上位表示は難しいです。
最新のSEO要件に合わせた調整ができるように、ホームページ保守は欠かせません。
リスク②:企業のブランディングに悪影響を及ぼす
ホームページ保守を怠ると、企業のブランドイメージが大きく損なわれます。
たとえば、過去のキャンペーン情報が残っていたり、スタッフ紹介ページが更新されていなかったりすると企業の信頼性は低下します。
ユーザーの信頼性や検索エンジンからの評価を下げないためにも、ホームページ保守は必要です。
リスク③:セキュリティ障害のリスクが高まる
ホームページの保守を怠ると、セキュリティ上の脆弱性が増大し深刻な被害をもたらします。
CMSやプラグインの更新を定期的に行わないと、既知のセキュリティホールを修正できず悪意ある攻撃者の対象になりかねません。
また、セキュリティ対策が不十分なサイトは、マルウェアの埋め込みやフィッシング詐欺にかかるケースもあります。
その結果、訪問者のデバイスに悪影響を及ぼしたり、個人情報を盗まれたりするリスクが生じます。
ホームページ保守の内容と費用を理解し適切な対応をして最新の状態を保とう
今回はホームページ保守費用に関してお伝えしました。
ホームページ保守と言っても幅広く、外注先によっても実施する内容が異なるため各業者が提供するサービスを把握しておきましょう。
正しく保守内容を理解できれば、自社で実施可能な内容が明確になり、保守費用を安く済ませることも可能です。
ホームページを最新の状態に保つためにも適切な保守をしてください。
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